コミュニケーションについての雑感-18 
      アニメ「ガルパン」を通しての人とのつながり 


昨日のアニメ100について、小学時代の教え子であり、現在は駿煌会設立の時からの中心メンバーだったコバルトブルー君からよせられたコメントです。一部紹介します。

*ここで彼がいう「社会性」とは、例えば元からの原作ファンなどの枠をこえて、幅広くファン層を広げようとしているかどうかの意識のことのようです。


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全く聞き覚えのないアニメばかりで社会性を持っていないから余計に孤立化していますね。
それではまだまだ万年地下アイドルみたいな感じで埋もれて消えてく形になってしまう。

今日はバレンタインデーですが、起源や理由はどうであれ、ここまで大々的に国民的社会性も持って定着させたイベントは凄いですね。

ガルパンも深夜アニメで一部の知る人ぞ知るアニメだったのが、町ぐるみで社会性を持たせた事によって大洗でのイベント大盛況、それに続く映画化決定とまだまだ伸び代があるアニメになったというのも脈々と血を通わせる流れを作った活動(紡ぐ)があったからなんでしょうね。


「紡ぐ」の対義語 紡ぐの意味が「さまざまなものをより合わせ、1つのものを作り出す」であるため、反対の意味を表す言葉は「作り上げたものを元の状態に戻す」または「より合わせたものを分解する」という言葉になります。



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それに対しての私の返信です。

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現代社会だって、紡ぐ材料にはあふれている・・・違う基準をもった人達がこれだけあふれえいるわけだから

でも自分の好んだものばかりの・・・食にたとえれば超偏食・・・0と1の間は存在しないというデジタル思考・・・だから、人生を通してつむげるもの、自分と織り成していけるものは何もない、という錯覚に陥っているんでしょうね。



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つまり、ちょっとでも自分の好みの作品とは違う、同じ作品のファンとしても少しでも自分の見解と違えば敵対して潰そうとする・・・そういった傾向の人が増えつつあることをいっています。

よくいえば、それだけ多様な考えのナマの意見をアニメ放送と同時進行で目にすることが可能になったということなのですよね。
でも非常にもったいないと思うのは、それは昭和の頃には考えられないほど、細かくいろんな人の意見を目にするチャンスがあるのに、それらと向かい合い、お互いに考えを広めよう、深めようという方向になかなかいかないこと。

アニメ感想サイトをそんなにみているわけではないですが、比較的荒らしが少ないところであっても、相乗効果で話が盛り上がるというようなやりとりにはあまりお目にかからないんですよね。同意はしても、さらにそこから拡張する方向で話が盛り上がっていかない。

若者同士が身近な人達とナマで語り合う機会が減っている・・・情報端末のやりとりはしているんですけどね・・・・そして、せっかく見知らぬ大勢の人達とも交流する機会があるのに、あまり活かしているようにみえない。
(活かすことが出来ているよ と自負されている方々は、私の発言は気にしないでくださいね 笑)

これだけ広い世界がネット社会であるのに、逆に多様な人達の中で、極めて狭い仲間同士に固まる方向に働きがちというのを、コバルトブルー君はいっているわけです。



そんな現代のアニメ愛好世界に関しては私にも苦い経験があります。
深夜アニメを見始めた頃・・・まだアニメをとりまく状況をよく知らなかった頃。

ある若者たちに人気のアニメを知人に勧められて視聴したことがあります。
それに関して知人とやりとりしたことなどを、自分のブログに載せていたところ、たまたまそれを目にしたそのアニメの熱心なファンの方から痛烈な批判が寄せられて・・・・その方がとある掲示板で私を叩いたものだから一気に広がって・・・・

決してそのアニメを批判していたわけではないんですよ。むしろ好意的に話していたんです。

ただ、内容云々よりも、問題にされたのは
「新参者のくせに、さも分かったような態度で語り合っていた」

というのが気に入らなかったと。

「自分達は原作も熟読し、何年も前からそのアニメを応援しているんだ。それが最近みたばかりのくせに!!!!」
というのです。

あの時は本当にまいりました。
そのことをアニメに詳しい知り合いたちに話したところ、みんなが言うのが「ああ、あのアニメのファンたちね・・・」でした。
実は新参者に対しての拒絶反応が非常に強いことで有名なんだと。
アニメに関しても自分達独自のお気に入りルールがある。だからどんなに好意的なコメントでもそのルールからちょっとでも逸脱しているものは、徹底的に排除しようとするのだと。
だから近づかないほうがいい、そのアニメに関してもネット上では触れない方が安全だと。




彼がガルパンについて触れていますが、ガルパンファンはそのあたりがだいぶ違います。
大洗町がすぐ近くということもあって私も彼も肌で感じている部分があるんですよね。

ガルパンファンにはオジサン世代も多かったこともあって、通称「ガルパンおじさん」と呼ばれる熱心なファンの方々がいらっしゃいます。これまでそんなにアニメなどを観てこなかった世代ですね。

テレビシリーズが終わり、やがて劇場版が公開された際、ガルパンファンが若者にも一気に増えました。
その時にガルパンおじさんたちは「よくぞガルパンの良さが分かってくれた!」と大歓迎の姿勢だったんです。
テレビシリーズをみたことない人達も大勢いましたが、そういう人達の時には背景をしらないコメントに対しても大変寛大でした。

「実はこういうことが背景にあったんだよ。良かったらぜひテレビシリーズもみてね。
そうしたらもっと劇場版の良さもわかるから 💛」

という感じでしたね。


そうやって人の輪がどんどん広がっていました。

*ガルパンと大洗町を通して人同士のつながりについて、明日もう少し書きたいと思っています。